中小企業のための月次セキュリティ点検
AI特命室セキュリティ点検サービス
Webサイト・サーバー・業務アプリの設定不備や脆弱性を、事前に合意した範囲で月次点検します。AI・診断ツールと人間SEの確認を組み合わせ、点検結果と改善の優先順位を日本語レポートにまとめます。
WordPress・Nextcloudなどに対応。修正作業は、お客様の承認をいただいたうえで別途対応します。
点検で分かること
危険な公開状態や設定の不備を整理し、改善の順番を判断できるようにします。
確認できたことと、資料や権限が足りず確認できなかったことを分けます。
修正は、お客様の担当者か、別途合意した当社が行います。
点検は事故を減らすための確認です。情報漏えいの完全な防止を保証するものではありません。
プランと価格の比較
どのプランも、事前に合意した対象と点検項目を確認します。料金はすべて税別です。
| 比較項目 | ライト | スタンダード | プロ |
|---|---|---|---|
| 対象枠の上限 | 1枠 | 2枠 | 4枠 |
| 初期費用(税別) | 32,000円〜 | 64,000円〜 | 160,000円〜 |
| 月額運用費用(税別) | 49,000円 | 99,000円 | 199,000円 |
| 定期点検の頻度 | 月1回 | 月1回 | 月1回 |
| 基本の深さ | 基本点検。主要項目と優先課題を確認 | 標準点検。設定・コード・記録を突合 | 詳細点検。関連機能と改善状況まで確認 |
| 外部公開面 | 公開状態・通信の暗号化・Web応答・ドメイン設定の基本確認 | 基本確認に加え、管理口・公開サービス・公開制御を確認 | 標準に加え、関連対象間の公開構成と変化を詳細確認 |
| 内部設定 | 提供された構成情報から、版・主要権限・バックアップ設定を確認 | OS・アプリ設定、権限、更新状況、バックアップ・復旧手順を確認 | 標準に加え、環境間の権限・共有・外部連携を詳細確認 |
| ソースコード(プログラムの中身) | 合意した重要箇所の秘密混入・認証・入力処理を静的確認 | 主要処理の静的確認に加え、設定と指摘の根拠を突合 | 標準に加え、機能間の権限・連携・変更の影響を確認 |
| 依存ライブラリ(利用している部品) | 提供された依存一覧と既知の弱点を照合 | 使用版の一覧やOSの追加部品も照合し、影響条件を整理 | 標準に加え、複数対象の更新優先順と影響を整理 |
| 点検時のログ(操作や動作の記録)確認 | 提供された異常の要約を確認。詳細な記録調査は追加点検 | 点検期間の認証・変更・エラーの記録を確認 | 標準に加え、関連対象の記録を突合 |
| 月次成果物 | 日本語レポート、重要な根拠、優先度付き改善提案 | 要約、技術詳細、根拠、前回差分、未対応事項、改善提案 | 標準の成果物、改善の手順表、報告会の要点 |
| 報告内容の説明 | 文章で説明 | 文章で説明 | 文章で説明+月次報告会 |
| 定例報告会 | なし | なし | あり。月1回・オンライン30分 |
| 修正後の確認 | 同一対象・指摘を次回の月次点検で確認 | 同一対象・指摘を次回の月次点検で確認 | 同一対象・指摘を次回の月次点検で確認 |
| 常時監視・修正代行 | 月次点検には含めない。別途合意 | 月次点検には含めない。別途合意 | 月次点検には含めない。別途合意 |
対象の種類に当てはまる項目を実施します。提供や許可のないコード・設定・記録は、確認したことにしません。
「静的確認」は、プログラムを動かさずにコードを読む確認です。侵入試験や負荷をかける検証は含みません。
TLSは通信の暗号化、HTTPヘッダーはWeb応答の設定、DNSはドメインの接続先設定です。
点検時に確認する記録は、前回から今回までを基本とします。初回の確認期間や、記録が足りない範囲も明記します。
4枠を超える対象や、標準の非破壊確認を超える作業は、実施前に別途お見積りします。
対象枠と、点検項目は別のものです
対象枠は、契約前に合意する点検対象の単位です。点検項目は、その対象について確認する内容です。
点検項目の数を、そのまま対象枠の数にはしません。関連するサイト・サーバー・コードの構成を確かめて枠数を決めます。
対象にはWebサイト、サーバー、コード保管場所、業務Webアプリ環境などがあります。DNS/メールのドメイン群や、クラウドの管理単位も対象にできます。
| 対象のまとまりの例 | その対象への点検項目の例 | 事前に確かめる境界 |
|---|---|---|
| 企業サイト | 公開状態、構成の版、主要な設定 | サーバー内部や提供コードの確認範囲 |
| WordPress・Nextcloud等の業務環境 | 版、権限、共有、記録、依存関係 | 関連APIや外部連携の範囲 |
| コード保管場所 | 秘密混入、認証・入力処理、依存関係 | 稼働環境への接続や実証の許可 |
構成が明確に分かれる場合の枠数は、契約前に対象一覧で確認します。対象ごとの点検項目と除外範囲も、お見積り時に明記します。
サイトを対象にしても、周辺の全サーバー・全コード・全APIを自動的に含めるわけではありません。
比較表の点検内容と、契約対象の一覧を照合し、重複や抜けを防ぎます。
日本語レポートでお渡しするもの
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 経営者向け要約 | 今月の要点、優先して判断すること、次の改善 |
| 技術的な説明 | 問題の候補、根拠、影響、推奨する確認と修正 |
| 対象と確認状況 | 対象範囲、未確認の箇所と理由、処理失敗や時間切れ |
| 改善の状況 | 担当、期限、未対応、修正の申告、再点検の結果 |
| 前回からの変化 | 新しい指摘、変化した条件、残る項目、次回の確認 |
報告の詳しさはプランで分けますが、未確認や失敗はどのプランでも明記します。
ツールの検出結果をそのまま納品せず、人間SE(技術者)が根拠と優先順位を確認します。
修正したとの申告と、再点検で解消を確認した状態は分けて記録します。
修正後の確認と、追加作業
同じ対象・同じ指摘は、次回の月次点検で修正後の状態を確認します。
月次点検を待たない臨時の再確認は、対象・実施時間・費用を事前に合意します。
作業時間を定める場合は、目安か上限かを見積に明記します。上限には、準備・確認・判定・結果記録を含めます。
時間や資料が足りなかった項目は、「確認未完了」として残します。
確認できた範囲、未完了の理由、次に必要な確認、追加工数を報告します。
未完了を「解消確認済み」にしません。追加確認は、範囲・時間・費用の合意後に進めます。
月次点検と、常時監視・初動支援の違い
| 業務 | サービスの範囲 |
|---|---|
| 月次点検 | 合意した対象を、月1回確認 |
| 点検時のログ(操作や動作の記録)確認 | 点検対象の期間と、取得できた記録を確認 |
| 継続的なログ監視 | 月次点検とは別業務。体制と条件の合意が必要 |
| 侵害時の初動支援 | 緊急対応オプションとして、範囲と時間を別に合意 |
点検中に重大な問題や侵害の疑いがあれば、人間の責任者が根拠を確認します。月次報告を待たず、合意した窓口へ先に連絡します。
連絡方法と対応時間は、契約前に取り決めます。先行連絡は、調査や復旧の自動開始ではありません。
24時間の有人監視、即時通知、休日対応、復旧保証は、月次点検に含みません。
追加オプション
標準点検に追加する内容を、下表にまとめました。二重計上を防ぐため、実施前に範囲と費用を確認します。
| オプション | 標準との差分・実施内容 | 成果物 | 実施条件 | 費用の基準 |
|---|---|---|---|---|
| 初回深掘り診断 | 月次より広い初回の棚卸し | 初期課題と優先順 | 対象・深さ・読取許可 | 構成数と確認工数 |
| WordPress重点点検 | 管理権限や追加機能を詳しく確認 | 設定別の改善メモ | 管理情報の読取許可 | 機能数と独自改修量 |
| Nextcloud重点点検 | 共有・外部連携・権限を詳しく確認 | 共有と権限の整理表 | 取得範囲と情報除去の合意 | 利用者群と連携数 |
| DNS/メールセキュリティ点検 | 基本記録からメール認証・配信経路へ深掘り | 設定と配信経路の整理表 | 管理区分と読取許可 | ドメイン群と送信元数 |
| バックアップ・復旧点検 | 設定確認とは別に、隔離先で復元を確認 | 復元結果・所要時間・未確認点 | 隔離先・容量・停止条件 | データ量と試験時間・資源費 |
| クラウド設定点検 | 基本設定から権限・連携を詳しく確認 | 権限と公開設定の改善表 | 対象資源と読取権限の合意 | 利用者・資源・連携数 |
| 従業員向けミニ研修 | 点検報告とは別に、利用者へ説明 | 教材と実施記録 | 対象者・形式・時間の合意 | 準備時間と開催数 |
| 緊急対応オプション | 月次点検とは別の初動支援 | 初動記録と引継ぎ事項 | 受付時間・連絡先・役割の合意 | 待機・実作業の内訳 |
| 修正代行オプション | 指摘の確認とは別に、承認した変更を実施 | 変更記録・検証・復元手順 | 承認・控え・影響確認 | 変更と検証の工数 |
| 認可済みPoC検証・侵入検証 | 標準の非破壊確認を超える実証 | 許可範囲内の検証結果 | 追加許可書・別契約・停止条件 | 対象・試験時間・隔離環境 |
PoCは、問題が起こる条件を実証する試験です。標準には含めず、追加許可書と別契約で扱います。
費用に含むもの・別に合意するもの
合意した標準範囲のAI・診断ツールの利用費、報告書作成、報告内容の説明を月額に含みます。
専用環境の新規構築、臨時点検、標準を超える実証、修正・復旧の作業は、実施前に別途お見積りします。
お客様の同意なく、料金や作業範囲を増やしません。本サービスの料金は、AI特命室本体の料金とは別です。
点検から報告までの流れ
| 順番 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 対象範囲・提供権限・実施時間・停止条件を確認 |
| 2 | 点検項目と料金を合意し、対象の許可を確認 |
| 3 | 許可範囲で点検し、結果と未確認点を整理 |
| 4 | 人間SEが根拠・影響・優先順位を確認 |
| 5 | 日本語レポートを提出し、改善の担当と次回確認を整理 |
| 6 | 修正が必要な場合は、承認・控え・復元手順を確認して別途対応 |

安全な実施と、情報の扱い
顧客が所有または管理し、書面やメールで許可した対象だけを点検します。
外部点検は非破壊の確認に限定します。標準では侵入試行、認証突破、負荷の高い検証を行いません。
内部点検は、提供された権限と事前に合意した範囲に限ります。不要な個人情報や秘密情報は取得しません。
外部AIを使う場合は、送信する情報と利用先を事前に説明します。保管方法・保存期間・削除方法・報告書の受渡しも取り決めます。
情報の取扱いに必要な同意を得た範囲だけで実施します。
修正は自動実行しません。顧客承認、バックアップ、影響、復元手順を確認してから実施します。
診断結果は確認時点の情報によるものです。完全性、網羅性、将来の侵害防止を保証しません。
閉じた環境でのAI利用や、専用機器を含む構築は標準ではありません。必要な場合は、別の構築案件として扱います。
公開ソフトを利用する場合は、採用する版とライセンス条件を確認し、必要な出典・権利表示を資料に記載します。
本体サービスの導入も検討する方へ
セキュリティ点検の相談・見積は、お問い合わせフォームへお進みください。
業務全体のAI導入も検討する方には、AI特命室本体をご案内します。本体の自動見積は、セキュリティ点検の見積ではありません。

