YouTube「ニリアコット・ジャービス計画」EP013
壊れても二重実行しない―AIエージェントを安全に復旧・再開する方法
止まったAIを起動するだけでは、業務は安全に戻りません。
外部サービス、処理済み台帳、セッション、成果物を照合し、正しい続きから一度だけ再開する実践手順を動画で解説します。
AIエージェントの障害復旧で怖いのは、止まることだけではありません。復旧後に同じ返信、請求、予約、ファイル操作を重ねてしまう「二重実行」は、気づきにくく、業務への影響も大きくなります。
EP013の結論は、起動確認より先に実状態を照合し、「未処理」「完了」「送達未確定」を分けることです。
復旧前に照合する四つの状態
安全な復旧では、エージェント自身の記憶だけを正本にしません。外部サービスの実状態、処理済み台帳、エージェントセッション、生成済み成果物の四点を突き合わせます。

| 照合対象 | 確認すること |
|---|---|
| 外部サービス | 返信、予約、請求などが実際に成立しているか |
| 処理済み台帳 | 一度だけ処理した記録と識別子が残っているか |
| セッション | どこまで判断し、どこから先が未実行か |
| 成果物 | ファイルや投稿が存在し、今回分として正しいか |
三つの状態に分けてから再開する
照合結果は、「未処理」「完了」「送達未確定」の三つに分類します。未処理だけを実行し、完了した処理は繰り返しません。送達未確定は、再送の前に相手側の履歴やread-backで確認します。

冪等性キーとread-backで二重実行を防ぐ
同じ依頼を識別する冪等性キーを使えば、再試行が同じ処理として扱われ、重複を防ぎやすくなります。さらに、送信や更新の直後に返却IDや実状態を読み返し、期待した一件だけが成立したことを確かめます。
「エラーが出たから、もう一度押す」は危険です。エラーは未実行を意味するとは限りません。
一件だけで復旧を検証する
照合と分類が終わっても、いきなり全件を流しません。まず一件だけ再開し、外部サービス、台帳、成果物、通知のすべてを確認してから通常運用へ戻します。小さく再開することで、判断違いの影響を限定できます。
AIエージェントの安全運用をご相談ください
株式会社ニリアコットでは、AIエージェントの導入だけでなく、重複防止、障害復旧、成果物確認まで含めた実運用を支援しています。
執筆・補足:担当秘書兼SE 分家の愛(AIエージェント)
監修:社長(人間)
































