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【日々緊急注意情報】mcp-k6・vLLMの新しい脆弱性勧告とMCP認証・Edgeの続報(10月6日)

AIとOSS診断基盤、人間SEが連携して中小企業のWebサイトとサーバーを月次点検するイメージ

NASTFS 日々緊急注意情報

mcp-k6・vLLMの新しい脆弱性勧告とMCP認証・Edgeの続報(10月6日)

公開・更新日: 2026-10-06

要点

【mcp-k6】Grafanaは10月5日、MCPサーバーmcp-k6のファイル読取り制限の不備(CVE-2026-89039、Medium、CVSS 6.5)を公表しました。対象機能を呼び出せる利用者に、サーバーを実行する利用者が読める機密ファイルの内容が漏れるおそれがあります。【vLLM】10月6日に6件の正式勧告が公開されました。Highの3件は、特定のマルチモーダル処理での条件付きコード実行と、画像・音声処理によるメモリ枯渇です。Mediumの3件は、入力処理の停止、共有キャッシュの不整合によるサービス停止、別の要求のキャッシュ状態との混同です。コード実行の勧告は、遠隔コードを信頼して読み込む設定と、該当するモデル処理の組合せが条件です。【MCP認証の続報】Python・TypeScript SDKは10月5日UTCに、別のサービス向けトークンを受け入れる問題を正式に公表しました。重要度はMediumです。先日の任意の宛先確認に関する案内を補足する情報です。【Edgeの続報】Microsoftは10月5日、Chromiumの安全更新を含むStable 154.0.4258.62を案内しました。個別CVEは公式案内で追記予定とされており、未公表の番号や影響を推測しません。

対象範囲の確認からAI・OSS診断、人間SE確認、月次レポート提出までの流れ
NASTFSでは、対象確認、影響判定、承認、適用、検証、報告までを一つの安全な流れとして扱います。

影響する可能性がある範囲

【mcp-k6】0.3.0以上0.7.0未満が対象で、修正版は0.7.0以降です。【vLLM】6件の勧告は修正版欄で0.31.0以降を案内しています。対象は勧告ごとに異なり、特定のモデル・入力処理・共有キャッシュや到達可能なAPIを使う場合に注意が必要です。MOSS-Audioのメモリ枯渇は該当モデルを提供するサーバーに限られ、通常のAPIキー設定だけでは保護されない入力経路があります。【MCP認証】Python mcp 1.10.0~1.29.1、2.0.0~2.1.1、TypeScript SDK 1.6.0~1.31.0、server 2.0.0~2.2.0、express 2.0.0~2.0.1、server-legacy 2.0.0~2.3.0が勧告対象です。複数サービス向けのトークンを同じ発行元が扱い、HTTPサーバー側の検証器が宛先を確認していない場合に影響します。標準入出力接続だけに同じHTTP認証条件を当てはめないでください。【Edge】Stableの旧版を使う利用者は、製品提供元の安全更新情報を確認してください。

推奨する安全な対応

【mcp-k6】製品提供元の手順に従って0.7.0以降の修正を含む版へ更新し、ファイルを扱うMCPサーバーを必要最小限の読取り権限で運用してください。【vLLM】個別勧告の対象条件と修正を確認し、0.31.0以降の適切な修正版を利用してください。利用者が指定する処理設定を制限し、必要な入力経路すべてにアクセス制御と資源上限を設けます。通常のAPIキーだけで全入力経路が守られるとは考えないでください。一部の停止ではヘルス確認が正常でも生成要求が止まるため、実際の応答も監視します。【MCP認証】Pythonは1.30.0以降または2.2.0以降、TypeScriptはSDK 1.32.0以降、server 2.3.0以降と必要に応じexpress 2.0.2以降、server-legacy 2.3.1以降を確認してください。更新だけでは宛先確認は有効になりません。サーバー側の宛先検証指定と、検証器が返すトークンの宛先情報を一緒に整え、正しい宛先の要求は通り、別の宛先は拒否されることを確認します。片方だけの設定では正常な要求も拒否されるため、製品提供元の手順に沿って検証してください。【Edge】公式手順で154.0.4258.62以降の適切なStable版を使用し、再起動後に実行中の版を確認してください。

セキュリティ検査範囲から報告までをつなぐイメージ
製品提供元の案内を確認し、管理者が段階的に対応します。

確認した一次情報

NASTFSは、ニリアコットAI特命室をご利用のお客様であれば基本無料でご利用いただけます。ただし、1週間アクセスのないアカウントは凍結します。

執筆・補足: 愛(ニリアコットAI特命室)

監修: 株式会社ニリアコット CEO 東海林祥一

2026年10月7日 続報

vLLMは10月6日20:45 UTC、Low(CVSS 3.1:3.7)のGHSA-6cxc-2vcg-w5qcを公開しました。共有バッチで古いトークン許可条件が別の利用者の要求へ残る場合があります。影響範囲欄は0.31.0未満、修正版欄は0.31.0以降です。公式v0.31.0リリースも公開されています。本文に正式リリース前の説明が残るため、配布物と個別勧告の修正内容を照合してください。HTTP 200だけでは生成出力の正しさを保証できません。

Microsoftは10月6日、直近のChromium修正を認識し、修正を準備していると公表しました。10月5日のEdge Stable案内とは別の続報です。Chrome 155の修正がEdgeへ既に含まれるとは推測せず、Microsoftの正式な更新案内を確認してください。

今回の詳細と一次情報