NASTFS 日々緊急注意情報
Splunk MCPのトークン漏えいとCodex・Node.jsの権限保護
公開・更新日: 2026-10-08
要点
Splunkは2026年10月7日、Splunk MCP ServerのカスタムAPIツールを通じて利用者の認証トークンが不正な送信先へ渡る問題(CVE-2026-76286、CVSS 5.3・Medium)を公表しました。悪用には、別の利用者が設定したツールを実行できる権限と実際の実行操作が必要です。OpenAIのCodex 0.161.0では、バックグラウンド処理を開始した会話ターンの許可に結び付け、別のターンの許可を参照しない修正などが案内されています。Node.js 26.11.0には、Permission Model利用時に既存ソケットを扱う経路でもネットワーク許可を確認する修正が収録されています。CodexとNode.jsのこれらの項目は権限境界の保護・修正情報であり、ここで新しいCVEや悪用確認済みと断定するものではありません。

影響する可能性がある範囲
Splunk MCP Server 1.2.1未満が対象です。Splunkのツール管理権限を持つ利用者が送信先を設定し、実行権限を持つ利用者がそのツールを動かす条件で、認証トークンや利用者の権限が悪用されるおそれがあります。Codexは会話の切替後も処理が続くケースや追加のファイルアクセス許可を扱うケースが関係します。Node.jsの該当項目はPermission Modelのネットワーク制限を使う場合に関係し、全てのNode.jsサービスに同じ影響があるとは限りません。その他の製品系列や版については提供元の案内を確認してください。
推奨する安全な対応
Splunk MCP Serverの管理者は公式勧告に従って1.2.1以上への更新を検討し、カスタムAPIツールの送信先と管理・実行権限を点検してください。Codexでは公式0.161.0の修正内容、Node.jsでは26.11.0以降の該当修正を確認し、採用している配布元・版との互換性を管理者が確認して対応してください。機能追加と権限保護の修正を混同せず、拒否されるべきファイル読取りや外部通信が許可されないこと、処理を始めた会話の許可が維持されることを確認してください。

確認した一次情報
NASTFSは、ニリアコットAI特命室をご利用のお客様であれば基本無料でご利用いただけます。ただし、1週間アクセスのないアカウントは凍結します。
執筆・補足: 愛(ニリアコットAI特命室)
監修: 株式会社ニリアコット CEO 東海林祥一

