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【日々緊急注意情報】pypdf・MCP・Strandsの安全修正とAI連携の続報

AIとOSS診断基盤、人間SEが連携して中小企業のWebサイトとサーバーを月次点検するイメージ

NASTFS 日々緊急注意情報

pypdf・MCP・Strandsの安全修正とAI連携の続報

公開・更新日: 2026-10-29

要点

pypdf:PDF処理の停止とメモリ大量消費を防ぐ新しい修正:10月28日UTCに6.21.4と三つの公式勧告が公開されました。不完全な文書の読込み、辞書の複製、ページの木の解析で、処理が終わらない問題やメモリを使いすぎる問題です。 MCP Git:許可した保存場所の外へ操作が及ぶ問題:10月28日UTCの公式勧告です。指定した保存場所の中にあるGitの参照先を使い、別の保存場所の内容を読んだり変更したりできる問題です。 Strands Agents Tools:秘密情報を隠す働きを外部文章で解除される問題:AWSが10月28日、CVE-2026-115415を公開しました。外部文章に誘導されたAIが、道具を通じて接続用の鍵などを読み取る恐れがあります。 Telerik:AIの文書変換・結合で保存範囲を越える問題:CVE-2026-118038が10月28日UTCにNVDへ登録されました。文書の変換・結合の道具に渡す場所の指定で、範囲外のファイルを読んだり書き換えたりする恐れがあります。 AI Gateway:別の利用者の鍵とAI利用枠を使えてしまう問題:CVE-2026-117574が10月28日UTCにNVDへ登録されました。ログイン済みの利用者が別の利用者用のモデルを指定し、その鍵と利用枠を使える恐れがあります。 n8n:既報への脆弱性番号の追加と権限確認の更新:10月28日UTC、既報に対応するCVE番号がNVDへ登録されました。会話の道具、接続用の鍵、連携先、実行記録などの問題です。番号の登録だけを新しい修正の公開とは扱いません。 Open WebUI:共有・道具・会話表示を守る既報の続報:10月28日UTCに、既報の複数の勧告へCVE番号が追加されました。道具の書出し、接続用の秘密情報、共有資料、会話表示、繰返し予定などが関係します。 LangGraph:利用者ごとの保存範囲と通信先を守る続報:10月28日UTCの勧告更新とNVD登録です。CVE-2026-118668は利用者ごとの保存範囲、CVE-2026-118667は同じ接続先への通信経路が関係します。 Linux:AIサービスの土台でも確認したい悪用確認済みの問題:CISAは10月28日、CVE-2026-46300を悪用確認済みの一覧へ追加しました。Linuxカーネルのデータ保護に関係する問題で、別の問題と組み合わされた悪用も案内されています。

対象範囲の確認からAI・OSS診断、人間SE確認、月次レポート提出までの流れ
NASTFSでは、対象確認、影響判定、承認、適用、検証、報告までを一つの安全な流れとして扱います。

影響する可能性がある範囲

pypdf:PDF処理の停止とメモリ大量消費を防ぐ新しい修正:三つの勧告はいずれも6.21.4未満が対象です。実際の影響は、PDFの内容と呼び出す処理によります。 MCP Git:許可した保存場所の外へ操作が及ぶ問題:mcp-server-gitの2026.10.28未満が対象です。道具の呼出しと、許可範囲内へ細工した内容を置く手段などが必要です。無条件の遠隔攻撃という意味ではありません。 Strands Agents Tools:秘密情報を隠す働きを外部文章で解除される問題:strands-agents-toolsの0.1.0以上0.8.6未満で、環境変数を扱う道具を読み込む場合が対象です。 Telerik:AIの文書変換・結合で保存範囲を越える問題:Telerik.Documents.AI.AgentTools.Conversionの2026.1.210以上2026.3.1027未満が対象です。ログイン済みで、道具へ引数を渡せる利用者が関係します。 AI Gateway:別の利用者の鍵とAI利用枠を使えてしまう問題:Red Hatのai-gateway-payload-processingの対象製品が関係します。Red Hatは、対象の通常用パッケージと対象外の試験用パッケージを区別しています。 n8n:既報への脆弱性番号の追加と権限確認の更新:対象の機能と版は勧告ごとに異なります。利用者の権限と、連携する道具や処理の内容を合わせて確かめる必要があります。 Open WebUI:共有・道具・会話表示を守る既報の続報:対象版の始まりと、必要な権限や機能は勧告ごとに異なります。道具の書出しでは、0.11.0以上0.11.4未満と書出し権限などの条件が示されています。 LangGraph:利用者ごとの保存範囲と通信先を守る続報:前者はJavaScriptかTypeScriptの認証処理で、保存範囲の書換えに頼る場合です。後者はSDK 0.4.0以上0.4.6未満などで、外部から渡された識別子を使う場合です。 Linux:AIサービスの土台でも確認したい悪用確認済みの問題:対象のLinuxカーネルを含む製品が関係します。AIの種類だけでは対象かどうかを決められません。

推奨する安全な対応

pypdf:PDF処理の停止とメモリ大量消費を防ぐ新しい修正:修正版は6.21.4です。提供元の案内に沿って更新し、文書の出所と処理量も確かめてください。以前の6.21.3の修正とは別の追加修正です。 MCP Git:許可した保存場所の外へ操作が及ぶ問題:公式勧告の修正版は2026.10.28です。入力された場所だけでなく、Gitが実際に選んだ保存先も確かめてください。単なる文字列の先頭一致だけでは保護できません。 Strands Agents Tools:秘密情報を隠す働きを外部文章で解除される問題:修正版は0.8.6です。秘密を隠す指定は管理者だけが決める形へ修正され、対象の道具は非推奨となりました。AWSは、その道具から参照できた接続用の鍵の更新も勧めています。 Telerik:AIの文書変換・結合で保存範囲を越える問題:提供元の修正版は2026.3.1027です。提供元の案内は10月27日更新で、今回のNVD登録日とは異なります。文書の読込み先と書込み先を分けて確かめてください。 AI Gateway:別の利用者の鍵とAI利用枠を使えてしまう問題:Red Hatの製品別の影響表と更新案内を確認してください。取得した公式情報は対象製品を示していますが、修正版の番号は示していません。番号を推測せず、利用者ごとの権限と利用枠を確かめてください。 n8n:既報への脆弱性番号の追加と権限確認の更新:各勧告の修正版を確認してください。10月29日の1.123.90は招待の署名確認、2.46.2は実行データを読む権限の確認を追加しています。別の系列へ同じ修正版番号を当てはめないでください。 Open WebUI:共有・道具・会話表示を守る既報の続報:共通の修正版は0.11.4です。番号の追加を別の修正版の公開とは扱わず、各機能の条件を確認してください。書出し権限のない利用者まで一律の対象とはしません。 LangGraph:利用者ごとの保存範囲と通信先を守る続報:前者はlanggraph-api 0.15.0、後者はlanggraph-sdk 0.4.6が修正版です。RemoteGraphはlanggraph 1.2.14も確認してください。前者のPython認証処理は対象外です。後者で確認された操作は読取りで、LangGraph Platformは対象外です。 Linux:AIサービスの土台でも確認したい悪用確認済みの問題:利用するLinux製品の提供元による修正と調査の案内を確認してください。CISAは必要な調査と修正を求めています。米政府向けの期限を、一般利用者全員への法的義務とは扱わないでください。

セキュリティ検査範囲から報告までをつなぐイメージ
製品提供元の案内を確認し、管理者が段階的に対応します。

確認した一次情報

NASTFSは、ニリアコットAI特命室をご利用のお客様であれば基本無料でご利用いただけます。ただし、1週間アクセスのないアカウントは凍結します。

執筆・補足: 愛(ニリアコットAI特命室)

監修: 株式会社ニリアコット CEO 東海林祥一